「わからない」から目を逸らさずに向き合うということ
本記事での要点
- 何かの説明をする際に、つまる部分があって専門用語などを使ってぼやかす時は危険
- どこが「わからない」のかを深掘りして、「わからない」の根本の原因に向き合うことが大事
はじめに
自分は最近 何でもやっている Web エンジニアです。何でもというと、フロントエンド・バックエンド・DevOps 周り全部(以下例)
- フロントエンドの実装
- バックエンドの設計・実装・パフォーマンステスト
- ミドルウェア (Apache / Nginx) 周りの設定
- CI/CD (Jenkins / Ansible)
これだけ見ると、何でもできるやないかと思うかもしれませんが、全く大したことはないしむしろ自信がなくなってきています。。 そうなっている理由が、何かにつけて「わからない」が付き纏ってきているからです。
本記事は、「わからない」に向き合う時間がどれほど大事かを実感した筆者によるポエムとなっております。
*「わからない」:本記事での定義は、物事を自分の言葉で人に伝わるように説明ができていない点があると、自分で意識できている状態
「わからない」に向き合わないといけないと思ったきっかけ
自信がなくなっている理由が、「わからない」が付き纏っていることと前述しました。
「わからない」が付き纏っていると気付いたのは、つい最近誰もメインで触ったことがない実装領域・ツールに関しての説明をする機会が増えたことからです。
説明の際に「あれ言葉足らずだったかな、これ伝わってる・・?」「説明に詰まった部分は専門用語などを使ってぼやかした気が・・」と思い返すことも都度増えていき、自分は結局「何もわかってないけど、まあ都度いい感じで使うことができている」状態じゃないかと最終的に自信をなくしていきました。。
自信をなくしていくと仕事のパフォーマンスも下降してしまう傾向に自分はあるので、どうにかしないといけないなと思い、時間を使って「わからない」に向き合おうと決心しました。
「わからない」に向き合うとは
では、「わからない」に向き合うとはどういうことかですが、自分としては、
- 一つの事柄に対して深掘りをしていき説明に詰まる部分に対しての理解を深める
- 再度説明ができるかどうかを確かめる
この 2 ステップを踏むことだと思っています。
結局「わからない」の根本の原因を突き止めて理解することが一番の解決方法なので、深ぼって深ぼって深ぼります。
Q. 特定の URL をアプリケーションサーバにアクセスさせたくない
A. Nginx の設定で弾けるよ(← そもそも Nginx のどこの設定? / RewriteRuleを書き換えるだけ?←RewriteRuleって何?....のようにどんどん深ぼっていく)
深掘りには、めんどくさがらず粘り強く行うこと・またそれに伴う時間が必要なので、少し骨が折れる作業ではありますがやっています。(意外と深ぼっている途中でわかっている・わかっていないがはっきりするのが新しい発見で個人的には Good)
徐々にではあるが自分の中で頭の中でこんがらがっていたインプット群を整理できてきているので、
結局大事なのは 地道にコツコツと 時間をかけて地盤を固めることだなと実感をしました。
最後に
自信をなくしている状況を踏まえて、留学の際にぶつかった壁とインターンに落ちまくっていた時を思い出しました。 その時自分の中にあった、逆に言えば伸び代しかないよ!!!という気持ちで、ポジティブにこれからもやっていきます!
社会人になって業務時間外に開発することが減っているので、これを機に夏までにもう一皮剥けるように頑張ります!!!